ハーレーのオーナーが得する情報集

調整や交換も必要!ハーレーのチェーン

ハーレーマフラーのサウンド

「走行中にチェーンが切れた!」なんて経験をしたことがあるハーレーライダーもいるのではないでしょうか。このような事態は絶対に発生させたくないものです。日頃からのクリーニングやメンテナンスの必要があることは言うまでもありません。
チェーンの洗浄や注油に関しても定期的に心掛けるようにしましょう。ベルトドライブが主流のハーレーですが、チェーン車両もたくさんあります。ライダーにしてみれば、チェーンの交換のタイミングが気になるところです。

「○○キロ走ったら交換してください。」などの明確な交換時期が定められていないのが現実です。とはいえ、未来永劫に使えるわけではなく、交換の目安があります。一般的には、チェーンの張り調整範囲を超えた時や異音発生時、チェーン飛びが見られた時などが交換のタイミングです。偏摩耗や一部のコマに硬直が起こっていることが考えられるため、寿命だと思うのが良いかもしれません。
チェーンを交換する時には同時にスプロケットも交換するのが一般的といえるでしょう。

チェーン調整の狂いが生じることで、チェーンそのものの寿命を縮めることにもつながります。結果的に、プライマリーケースやトランスミッションケース、ベルトガードなどにも接触することで、各部のパーツを痛めることにもなりかねません。チェーンの調整は、素人レベルの知識やテクニックでも十分に可能です。一番張っている部分を基準にして目視をしていきます。忘れずに行わなければいけないのが、ブレーキ位置の調整。チェーンを張ることに夢中になることで、新人ライダーはうっかり忘れがちですので注意が必要です。

チェーン調整とブレーキ位置の調整はセットで行います。